まじですか
岡田武史再びベンゲルが暗躍? 日本代表あの男にだまされるな 日本代表
岡田武史監督(53)が27日、12日間の欧州視察を終えて帰国。アーセナルのベンゲル監督(60)から、W杯南アフリカ大会初戦で対戦するカメルーン情報などを入手したという。
12日間に及ぶ“外遊”でW杯のエース格、本田(CSKAモスクワ)ら海外組と接触、欧州チャンピオンズリーグを視察した岡田監督。「ホテルで本を読んでいるよりは、ベンゲルと会って“世間話”をした方がいいと思って…」と、ベンゲル氏との会談が実現した。
その際、最も聞き出したかったのが、カメルーン代表のルグエン監督の性格と采配の傾向だった。「理想主義者か現実主義者か聞いたら、ベンゲルは『現実的な人では』ということだった」と岡田監督。その助言をもとに「(カメルーンは)日本の弱点を突いてくるかも。本来はつないでくる(サッカー)だが、ロングボールをけってくる可能性もある」と警戒感も。
しかし、ベンゲル氏といえば、日本サッカー協会が何度もその“風見鶏”ぶりに泣かされてきた相手。2002年日韓共催W杯前、トルシエ監督解任が決定的になったとき、日本サッカー協会からの打診に対し、「私は1年もあれば十分、日本代表を強くできる」と代表監督就任を確約したにもかかわらず、結局はドタキャン。すったもんだの末、トルシエ体制続行となった。
一方でベンゲル氏にとって、ルグエン監督は同じフランス人の後輩にあたるツーカーの仲。情報の信憑性はもとより、岡田監督から得た日本情報をルグエン監督に流す可能性もぬぐえない。
日本代表が初出場した98年W杯で、合宿地のフランス・エクスレバンの親善大使としてベンゲル氏は第1次政権時の岡田監督と会談。「サッカーの監督は一度やったら必ずもう一度やりたくなる麻薬みたいなもんだからね」とエールを送られ、つきあいが始まった。
12年前も、ベンゲル氏のアドバイスを仰ぎながら、岡田ジャパンはW杯1次リーグ3戦全敗に終わった苦い経験を持つ。
岡田監督が同氏から得た情報を鵜呑みにするようなことがあれば、エライことになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100428-00000001-ykf-spo