ひさびさにこんな
サッカー航空トラブル…見せつけられた「王国」の強さ【W杯記者コラム】
いやはや、人生初の航空機のオーバーブッキングを食らってしまった。それも1日で2回も。
ヨハネスブルクから日本-カメルーンの行われるブルームフォンテーンへ移動する12日。予約済みの8時発の便が「満席」となり、抗議もむなしく、日本メディアを中心に約10人が午後零時40分発への変更を余儀なくされた。
だがこちらも席に限りがあり、朝の手続き順の関係で、私とカメラマンの2人は午後2時40分発に回された。結局、代表キャンプ地のジョージからケープタウンを経由(1800キロ超!!)してきた森本記者らと同じ便になってしまった。
それにしても驚いたのが、同じ迷惑を被ったブラジル人記者。写真を撮らせてくれと言った後、「この対応をどう思う」「話は変わるが日本代表はどうだい」と矢継ぎ早に質問を浴びせ、さらには気勢を上げるギリシャサポーターの姿に「見に行くから、荷物みといてくれ」と走り去った。最多5度のW杯制覇をすべて自国開催以外で達成した「
サッカー王国」の強さの秘密が、何となく分かった気がした(奥村信哉)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100613-00000551-san-socc