なんともコメントしようがありません。
琴光喜啓司常習裏付け…琴光喜の「負け金」数千万円 大関琴光喜(34)=佐渡ケ嶽=が、数年前から野球賭博を繰り返し、数千万円の「負け金」を抱えていたことが22日、関係者への取材で分かった。警視庁は角界の野球賭博の実態解明を進めている。琴光喜は常習性が高かった可能性があるとみており関与の度合いを見極め、書類送検など立件の可否を判断する。また、日本相撲協会は22日、両国国技館で評議員会を開催し、野球賭博に関与した琴光喜ら上位力士と親方に「除名」「解雇」を含めた処分を検討していることを明かした。
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関係者によると、琴光喜は数年前から、胴元との仲介役だった阿武松部屋の床山(29)を通じて野球賭博を始めた。この床山らに試合予想を伝えるなどして、日常的に高額な賭け金で賭博を繰り返し、損失が数千万円まで膨らんだとみられる。
琴光喜は昨年12月、床山を通じて阿武松部屋の現役力士に自分の勝ち金約500万円の支払いを請求。その際、この力士の兄で暴力団関係者の男から、口止め料名目で約300万円を脅し取られたほか、その後約1億円を要求されたという。警視庁は立件も検討しつつ、捜査を進めている。
角界の動きも慌ただしい。力士と親方の処分について、特別調査委員会の望月浩一郎委員(弁護士)は「協会に残れないという処分も視野に入れているくらいの覚悟がある。一番重いのは、本当の中心になってやっているもの。協会に残れないものもいるだろう」と、断固とした姿勢で臨むこと強調した。
特別調査委はこの日から野球賭博に関与した力士の聴取を開始。中間報告を行う7月4日の理事会までの調査で「解雇」「除名」に相当する悪質なものと判断されれば、同日に処分が出る。望月弁護士は「7月4日に(処分は)ないとは言えない。除名相当なら出す」と明言した。
野球賭博に関与した29人の実名はまだ公表されていないが、琴光喜、大嶽親方、時津風親方は関与を認めている。望月弁護士は「大関、横綱、模範となるべき親方の責任は重い」とも話し、該当する琴光喜らの『罪』の重大さを指摘した。悪質性が確認されれば「除名」「解雇」もありえる状況となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100623-00000007-dal-spo