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浅田真央フィギュア女子、最後に輝くのは…最終調整 女子ショートプログラム(SP)から一夜明け、SP2位から逆転優勝を狙う
浅田真央(中京大)、SP首位の金妍児(キムヨナ)(韓国)らが、観客の入ったパシフィックコロシアムで本番さながらの練習を行った。
浅田は、ジャンプが相変わらず好調。フリーで2度跳ぶトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、2回転との連続ジャンプも含め、計7回跳んで6回決めるなど高い成功率を保った。もう一つの柱となる3回転フリップも、ミスはなかった。
金は単発のジャンプで転倒する場面もあったが、SP同様、フリーでも得点源となる3回転―3回転ジャンプや、ダブルアクセルから3回転の連続ジャンプなどを重点的に確認した。
SP4位からの追い上げを狙う安藤美姫(トヨタ自動車)は、SPで跳んで回転不足と判定された3回転―3回転は跳ばずに、3回転―2回転を練習。「フリーはどの要素を入れるか分からない」と話していたが、3回転―3回転は回避する可能性が高そうだ。
そのほかSP3位のジョアニー・ロシェット(カナダ)、同5位のレイチェル・フラット(米)、同6位の長洲未来(ながすみらい)(米)らも、25日のフリーに向けて順調な仕上がりぶりを見せた。
SPは11位と振るわなかった鈴木明子(邦和スポーツランド)は、曲に合わせて跳ぶ際に、連続ジャンプを2度ミスするなどジャンプの調整でやや苦労していた。(宮崎薫)
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