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野球興南をセンバツ優勝に導いた、監督の格言 なんだかあたたかい、いい言葉です-。沖縄の興南高校の優勝で幕を閉じた、第82回選抜高等学校
野球大会。今回も、いろんな選手がいて、いろんなドラマがあったように思う。そんな中、僕の心の中にずっと残っている言葉がある。それは優勝した興南の指揮官・我喜屋優監督が発した言葉だ。
『いい水をかければ、間違いなく育つ』
『水をかけなければ、枯れてしまう』
同監督は、2007年に同校の監督に就任するまで、北海道で社会人
野球の監督を務めていた。それだけに、就任時は当たり前ではあるのだが、社会人と比べ、あまりにもレベルが低い現実に、ショックを受けてしまったのだという。
どうしたらいいのか?-。頭を抱え、悩み抜いた末、監督がたどり着いたのが前記の言葉…。
これを聞いた瞬間、僕は自然と大きくうなずいてしまった。『いい水をかければ、間違いなく育つ』『水をかけなければ、枯れてしまう』-。単純でひねりのない言葉だが、本当にそう思う。どんなダメな奴でも、あきらめず、声をかけ続けることで小さな芽が大輪の花を咲かすことだってある。逆に最初から、素材が良くても、気にかけなければ、一向に育たないケースだってある。
スポーツだけでなく、どんな場面でも同じようなことがいえる。この言葉あったからこそ、監督は最後までくさらず、優勝するチームを作り上げたのだと思う。
「選手、ひとりひとりが生まれかわってくれましたよ」。“いい水”を与え続けたことで得た栄冠。僕もこれからは、その言葉を忘れず、どんなときでも前を向いていこうと思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100409-00000510-sanspo-base