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川口能活川口、矢野早くも戦犯危機 ジャパン選出の波紋おさまらず W杯南アフリカ大会に臨むサッカー岡田ジャパンのメンバー23人で、GK
川口能活(34)とFW矢野貴章(26)が選出されたことが、いまだ波紋を呼んでいる。
川口は昨年9月のリーグ戦で右脛骨を骨折し長期離脱中。FWでありながら選出された矢野は今季どころか昨年9月のリーグ戦第27節(対広島)からリーグ戦ノーゴールのFWだ。
[フォト]本田キーマン期待の裏に危険な香り 孤立、暴走の不安あり 岡田武史監督(53)との微妙なすれ違いも気になる。メンバー発表会見で岡田監督は「第3GKとしてやってもらいたいと川口に伝えた」と明言していたが、当の川口は関係者に「岡田さんから第3GKとしてやってくれと言われてないですよね」と苦笑していたという。
また、チームキャプテンとなるのは間違いないが、川口のきまじめすぎる性格は、実はこれまでの代表ではいじられキャラ。「能活はハート先行型で試合に没頭してしまうタイプなので心配はあります」と指摘する代表OBも多い。
矢野にしてもそうだ。「後半セットプレー対策で選出した」というコメントはFWにしてFWにあらずという評価。サッカーを始めたころはサイドバックだったとはいうが、本大会で得点力不足で敗退した場合、「得点力のあるFWを選ぶべきだった」と“戦犯”になる可能性が高い。
選ばれた主力の中には苦しい予選を戦い抜いたメンバーへの思い入れが「当然強い」という選手もおり、名指しこそされないが、2人が置かれた立場は苦しい。メンバー発表後も支持率がいっこうにあがらない岡田ジャパンをみると、この2人に背負わされた十字架はことのほか重たい。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
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