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サッカーオランダ代表<南アW杯>「走り勝ったカメルーン戦」 高地順化に手応え 【ジョージ(南アフリカ)江連能弘】サッカー日本代表は19日、1次リーグE組の第2戦でオランダと対戦する。戦術面の対策もさることながら、第1戦から中4日で迎える上で、コンディション調整もカギを握る。
【何度も振り返りたい】本田決めた 日本勝った カメルーン戦、詳報と写真グラフ 国際サッカー連盟(FIFA)のデータによると、14日の日本・カメルーン戦で、日本選手の総走行距離は109.94キロだったのに対し、カメルーンは102.958キロ。戦術の違いなどもあり、単純比較で優劣は付けられないが、日本は約7キロも多く走った。試合後、稲本(川崎)は「確実に走り勝った」、遠藤(ガ大阪)は「運動量は落ちなかった」と話したが、データからも裏付けられた。
日本は5月下旬から、標高1800メートルのスイス・ザースフェーで「高地順化」合宿をした。高地は疲労回復が遅れることがあり、その間2試合の親善試合で選手の動きに重さが感じられた。6月6日から標高190メートルのジョージで疲労を回復しながら調整。カメルーンとの第1戦2日前に標高1400メートルのブルームフォンテーンに入り、勝利を得られた。
日本代表に帯同している高地トレーニングの専門家、杉田正明・三重大准教授は「スケジュールが決まっている中、やれることをやり、いい準備ができた」と話す。当初はスイス合宿のみ帯同予定だったが、南ア入り後も帯同を継続。チームドクターらと協力し、血液や尿検査などで疲労度などを測定、練習の強度を調節している。
岡田監督は「高地順化がうまくいっている。今、6人くらい(回復が)遅れているが、(オランダ戦までに)十分回復できる」と言う。オランダ戦が行われるダーバンは0メートル、第3戦のデンマーク戦があるルステンブルクは1500メートルで、環境の変化は大きい。目前に試合を控えるが、現在は第3戦に向け、低酸素マスクをつけて「高地環境」に慣らす「再順化」のトレーニングも並行している。
ルステンブルクには当初予定より1日早め、試合の2日前に現地入りを計画。その出来が1次リーグ突破に向けてポイントになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000015-mai-socc